先日Ruby Silverを受けてみようと思い、勉強を開始した。
Rubyを実務で使っているけど、もう少し基礎固めをしたいなと思い受けることにした。
勉強時間はわずか30時間というかなり短い時間で合格をすることができた。平日は実務があるなかで勉強をしていたのでかなり効率的に学習をしながら合格をすることができたと思う。これから受験を検討している方の参考になれば嬉しいです。
まだ実務未経験のエンジニアの方や、すでに実務でRubyを使用して開発をしているエンジニアの方にも参考になる記事になると思います。
合格するためにやったこと
- 各教材を8~9割以上3回連続で点数を取れるようにする
- Ruby技術者認定試験合格教本をざっと読む
- irbでわからないところや間違えたところを実際に手を動かして確認する
こんなところだと思う。そのほかの資格試験と学習方法に関しては変わらないと思う。
もう少し詳しく見ていこう。
学習期間
学習期間に関しては以下のような感じ
- 学習期間 : 約2週間
- 学習時間 : 約30時間
合格までの道のり
まずは試験に申し込む
まずは、受けると決めたら試験日を決めて申し込んでしまうことをお薦めする。
人間は期限が決まっていないといつまでも後回しにしてしまう傾向にあるため、試験日を決定してそこから逆算して学習計画を立てることが大事になると思う。
それにこのRuby Silverはそこまで難易度の高くない資格になる。
そのため、いつまでも長い時間を掛けて学習していくことにあまりメリットは存在しない。
Ruby Silverの試験の申し込みは以下からすることができる。
http://it.prometric-jp.com/testlist/ruby/
RExを解きまくる
Ruby SilverやGoldの勉強をするならこれ。
https://www.ruby.or.jp/ja/certification/examination/rex
RExという模擬問題集がRuby Associationから用意されている。
この模擬問題集は受験のたびに問題の2割ほどが入れ替わる仕組みになっているらしい。無料で利用できるためぜひとも利用するべきだと思う。もちろん、解説もあるがわかりずらい解説もあるため、間違ったところに関しては実際にirbをターミナルで起動して、実行してみてどのような値が返ってくるのかを実際に試すことをおすすめする。
GitHubアカウントの連携が必要。
実際の画面はこんな感じ。僕はこんな感じで何度も繰り返して80点以上が連続で取れるまで繰り返し行った。
Ruby技術者認定試験合格教本を解きまくる
この書籍はRuby技術者認定試験受験において対策必須となる問題集。
[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応)Ruby公式資格教科書
値段は割と高価だが、この資格を取得するための勉強になるし、もちろんRubyの基礎を固めるためにも大変勉強になる。
この問題集には、問題だけではなく教科書のように基本的な知識に関しても記載されているため、まずはその教科書の部分をざっと読むことをおすすめしたい。そのあとに問題集にとりかかろう。
公式模擬問題集を解く
最後にこの問題集を僕は解きまくった。前日にこの問題集があることに気づき、慌てて問題集を解いてみた。そしたら、意外にもできなすぎて焦った。この問題集も解いてみることをおすすめする。
https://www.ruby.or.jp/assets/images/ja/certification/examination/exam_prep_jp.pdf
pdfになるが、Githubリポジトリのリンクの飛ぶことができる。
すべての問題集で8~9割以上の点数を取れるように学習を進める。
上記で紹介した問題集で8~9割以上の点数を毎回取れるようになればあとは試験日を待つだけで問題ない。
基本的にどの資格試験に関しても以下のようなことは大事になると思う。
- 間違えた問題の解説を確認し、理解する。
- 実際に手を動かして動作を確認してみる。
- 問題を解きながらなぜこれはこの答えになるのかを唱える。
この繰り返しをしていけば、確実に知識は定着していく。
試験当日
試験は新宿で行ったが無事合格した。点数は76点とかなり危うい点数だった。(合格点が75点だったため、あと1問でも間違えていたら不合格だった。笑)
試験の印象としては、模擬問題集などを解きまくったとはいえ、しっかりと知識として定着できていなければ正答できないような問題が多く出題されているような印象だった。
上記で少し説明したように、やはり、この問題の回答がなぜこの答えになるのか?ということを明確に答えられるようになるまで学習を繰り返すことが非常に重要だと感じた。
これから受験を考えている人は、ぜひこの記事を参考に合格を目指して頑張ってください。
受験後
受験が終わるとすぐに合否がわかる。画面に合格という文字が表示された時は、ほっとした。
ちなみに、受験後にすぐメールが送られてくるのでそこから以下のような結果を確認することができます。
まとめ
まとめを書いておく。
結論、この資格は30時間の時間をかけることさえできれば確実に誰でもこの資格を取得することができる。がんばれみんな。