あなたはDockerがどういったものか理解できていますでしょうか。この記事では、とても簡単にわかりやすくDockerについて解説します。僕が初学者だったときに、知りたかった内容をこの記事にまとめました。徹底的にDocker初心者の立場となって解説してきますので、最後までご覧ください。
目次
Dockerとは
Dockerとは、パソコン上に仮想環境を作ることのできるツールのことです。
仮想環境とは?
仮想環境とは、以下のようなものを言います。
- 物理的なハードウェアを持っていない。
- 仮想的にOSを動かしている。
- アプリケーションを動かすことのできる。
自分で持っているMacOSにはバージョン2.6.0のRubyが入っているとします。仮想環境は、この自分が持っているMacOSでLinuxOSを動かし、バージョン2.7.0のRubyでRailsの開発をすることができます。こうしたことがDockerを使用すれば実現可能です。
Dockerイメージとは
Docker最大の特徴は「移植性」にある
Docker最大の特徴は「移植性」にあります。
例えば、AさんがMacOSで開発をしています。ここでDockerを使用して、LinuxOSとRubyのバージョン2.7.0で開発を進めているとします。それとは別にBさんはWindowsを使用して開発を使用としています。
ここでAさんはDockerイメージをBさんに共有することで同じLinuxOSとRubyのバージョンを使用した仮想環境(コンテナ)で開発を進めることが可能となるのです。